LINEスタンプ販売
LINEスタンプは誰でも気軽に作成し、販売することができます。
売れたスタンプの報酬は、35%程度が分配されるため、副業の1つになります。
ただ、現在LINEスタンプは飽和状態にあり、稼ぐには厳しい状況みたいです、、、
収入額は平均すると月1,000円以下ですが、
ヒットすると月100万以上の収益になります。

やってみる価値はある、、!
ということで、LINEスタンプ作成に挑戦してみました!
販売してから1カ月後にまた収益実績の記事を書きたいと思います。
スタンプの作成後は、
LINE Creators Market(ラインクリエイターズマーケット)に登録し、
販売の申請をすることでスタンプが販売されます。
販売申請手順の記事はこちらです。
今回は、ペイントソフト「CLIPSTUDIOPAINT(通称:クリスタ)」を使用して
LINEスタンプの作成手順を説明していきたいと思います。
LINEスタンプ作成に必要なもの
道具
- PCまたはタブレット、スマホ
- ペイントソフト
- ペンタブレット(PCの場合)
- タッチパン(タブレット、スマホの場合)
こちらの記事でおすすめのペンタブレットを紹介しています。

アプリ
スタンプの販売には、LINE公式の
「LINE Creators Market(ライン クリエイターズ マーケット)」への
登録が必要になります。
※LINE公式の「LINE Creators Studio」でもスタンプの作成はできますが、
こちらは分配金が0のため、収益化することができません。
スタンプ販売を収益化するためには、「LINE Creators Market」で申請してください。
販売目的ではなく自分用にスタンプを作成したい場合は、
「LINE Creators Studio」での作成がおすすめです。
スタンプとして販売するイラスト
通常スタンプ | 必要な枚数 | サイズ (pixel) | ファイル形式 |
---|---|---|---|
メイン画像 | 1枚 | 縦240px × 横240px | PNG |
スタンプ画像 | 8枚/16枚/24枚/32枚/40枚 | 縦370px × 横320px(最大) | PNG |
タブ画像 | 1枚 | 縦74px × 横96px | PNG |
NGスタンプ
スタンプを作成する前に、
LINE公式サイトが定めたNGイラスト規定を確認します。
https://creator.line.me/ja/review_guideline/(LINE公式サイト – 審査ガイドライン)
NG項目が多いですが、
せっかく描いたイラストが承認されないということにならないよう
しっかりと目を通しておきましょう。
特にリジェクト(却下)される理由10個を下記にまとめました。
1.サイズが規格外
規定のサイズを確認し、守るようにしましょう。
極端に横長だったり縦長のサイズもNGです。
2.文字の誤字脱字
スタンプ内の文字が間違っているとNGです。
3.モラルに反する内容
性的、暴力的なものはNGです。
飲酒やドラッグ、ギャンブル、宗教関連、等の内容もNGですし、
直接的ではなく、関連付けるような内容も避けてください。
4.コミュニケーションのとれないもの
風景や建物など、コミュニケーションがとれないイラストはNGです。
日常会話で使えるようなものを作成してください。
5.2ちゃんねるのイラスト・顔文字
アスキーアートや2ちゃんねるのキャラクター、顔文字はNGです。
6.透過されていないスタンプ
透過されていないスタンプがあると、必ずリジェクトされます。
全てのイラストが透過されていることをしっかりと確認しましょう。
7.告知や宣伝
“〇月〇日販売開始!”や”〇〇で検索”といったような、
自身の告知・宣伝に繋がるようなスタンプはNGです。
8.著作権や商標権などを侵害しているもの
存在するキャラクターを模したもの(二次創作も含む)など
商標権や著作権などの知的財産権を侵害しているものはNGです。
9.シンプルすぎるもの
2色以下しか使用していなかったり、文字のみの画像はNGです。
3色以上使用するか、白黒で作成することをおすすめします。
10.写真・ドット絵
写真を使用したものや、ドット絵で描かれているものはNGです。
LINEスタンプはイラスト作成されたものが対象です。
LINEスタンプ作成方法
ペイントソフト「CLIPSTUDIOPAINT(通称:クリスタ)」を
使用してLINEスタンプ作っていきます。
1.キャンパスの作成
LINEスタンプの画像サイズは
縦370px、横320pxまでと決まっています。
今回は、最大サイズの370×320で作成していきます。
特にこだわりがなければ最大サイズでの作成をおすすめします。
※最大サイズより小さく作る場合、
寸法の数値は必ず偶数にするという決まりがあるので気をつけてください。
「ファイル」→「新規」(もしくはCtrl + N)を選択します。
新規タブが表示されるので、[プリセット]→[スタンプサイズ]を選択。
[用紙色]にチェックを入れて、[OK]を押します。

2.余白の作成
スタンプ画像は左右上下に10pxの余白が必要になります。
余白部分に絵を描いてしまうと、審査に通らない場合があるので、
余白部分に分かりやすく色をつけておきます。
レイヤー1を選択した状態で、
メニューバーの「範囲選択」→「すべてを選択」(もしくはCtrl + A)を選択します。
するとキャンパスの枠に点線が表示され、範囲が選択された状態になります。

次に好きな色を選択し、メニューバーの「編集」→「選択範囲をフチ取り」を選択します。
選択範囲をフチ取りのタブが表示されるので、
[内側に描画]にチェック、[線の太さ]→[10px]、
[キャンバスの端でも描写]にチェックを入れ[OK]を押します。

選択した色で上下左右10pxの線でフチ取りされました。
これで余白の確保が完了です。

3.イラスト作成
新規レイヤーを作成して、この余白部分にイラストが
重ならないよう注意して書いていきます。

続いて、文字を入れていきます。
ちなみに下のイラストの文字は「Gペン・ブラシサイズ20」で書いています。

実際にスタンプを使われたとき、
LINEの背景色と文字色が同系色だと見にくくなってしまうので
文字は白色の線でフチ取りするようにしましょう。

4.文字のフチ取り
メニューバーの「ウィンドウ」→「レイヤープロパティ」を選択し、
レイヤープロパティタブを表示させます。

レイヤープロパティタブの[効果]→[境界効果]をクリック。
(下記参考画像、赤枠のマーク)
フチの色と太さを選ぶと文字がフチ取りされます。

5.背景・余白の削除
最後に背景を削除してイラスト背景を透明化し、
手順2で作成した余白も削除していきます。
用紙キャンパスの表示・非表示アイコン(下記参考画像、赤枠)をクリックして
背景となる用紙を非表示にします。

手順2で作成した余白レイヤーは削除します。
以下のように、背景が透明化され
イラストと文字のみの状態になったら完成です。

6.書き出し
完成したので、申請するために書き出しましょう。
メニューバーの「ファイル」→「画像を統合して書き出し」→「.png」で書き出します。
※必ずpng形式のファイル、1MB以内になるように書き出してください。
おわりに
LINEスタンプの作成方法は以上です。
この先の「LINE Creators Market」での
スタンプ販売の申請方法については、こちらの記事で紹介しています。
よかったら参考にしてください。