はじめに
LINEスタンプを販売する場合、
LINE公式の「LINE Creators Market」に申請します。
※LINE公式の「LINE Creators Studio」でもスタンプの作成はできますが、
こちらは分配金が0のため、収益化することができません。
スタンプ販売を収益化するためには、「LINE Creators Market」で申請してください。
販売目的ではなく自分用にスタンプを作成したい場合は、
「LINE Creators Studio」での作成がおすすめです。
イラストの作成方法についてはこちらの記事を参考にしてください。
LINEスタンプ申請方法
まず、「LINE Creators Market」に登録をします。
LINE Creators Marketは、LINEアカウントがあればすぐに登録できます。
マイページの一番上にある「新規登録」を選択します。
[スタンプ][絵文字][着せ替え]が選べるので[スタンプ]を選択。


新規登録画面が表示されるので、入力していきます。
申請情報の入力
スタンプ詳細
[スタンプのタイプ]…普通のスタンプでしたら”スタンプ”を選択。
[スタンプの個数]…申請するスタンプの個数を選択します。
申請するまでは変更可能です。
[タイトル]と[スタンプ説明文]は英語入力です。

わたしは英語が苦手なので、
翻訳ツールを使用しました!
必須項目ではないですが、[言語を追加]で”Japanese”を選択し、追加を押します。
日本語での[タイトル]と、[スタンプ説明文]が入力できるようになるので
入力していきます。

販売情報
[クリエイター名]…自分ニックネームを入力します。
[コピーライト]…著作権表記を入力します。
Ⓒと著作権者名と年号を入れてください。
例「Ⓒ 〇〇〇 2022」(〇〇〇は著者九軒社名)
[テイストカテゴリ]…かわいい、おもしろい、かっこいいなど
スタンプに合った雰囲気のものを選択してください。
[キャラクターカテゴリ]…男性キャラ、女性キャラ、ねこなど
スタンプに合ったキャラクターのものを選択してください。
[プライベート設定]…公開を選択すると、スタンプショップの
新着やランキングに表示されます。
せっかくなので公開することをおすすめします。
[販売エリア]…日本だけの販売にするか、世界中に販売するかを選択します。
[特集企画]…開催されている特集の条件に当てはまるものがあれば
参加することをおすすめします。
[LINE Creators Collaboration]…”LINE Creators Collaborationのスタンプではありません”を選択。
LINE Creators Collaborationとは、
LINE企業が漫画やアニメなど人気のキャラクターのスタンプ制作・販売権利を取得し、
クリエイターがコラボレーションできる企画のことです。
ライセンス証明
[写真の使用]…申請するスタンプの中にひとつでも写真を使用したものがあれば
“スタンプに写真を使用しています”を選択してください。
[ライセンス証明書][ファイルの添付]…2次ライセンスなど、申請するスタンプが自分の著作物じゃない場合は、
ライセンス証明書をアップロード(zip形式で)する必要があります。
[作品が確認できるURL]…たとえば、申請するスタンプの宣伝を載せたWebサイトや
スタンプの制作過程を載せたブログなどがあれば入力しましょう。
[その他、補足事項]…他に申請に必要だと思う情報があれば記載しましょう。
流行語などLINE側が理解しづらい言葉は、
流行語であることや使い道を記載するといいです。
(例)「ぴえん」は涙を流している様子です。悲しいときや辛いときに使います。
以上で申請情報の入力は終了です。
[保存]ボタンをクリックし、次の手順に進んでください。
スタンプデータの登録
スタンプデータをアップロードしていきます。
1つ1つアップロードしてもかまいませんが、
それだと時間と手間がかかるので、一気にアップロードする方法を紹介します。
申請するスタンプデータを1つのフォルダにまとめます。
スタンプのファイル名を変更していきます。
メイン画像に使用するものは「main.png」
タブ画像に使用するものは「tab.png」
あとのものには01から番号をつけていきます。
(この番号の順番でスタンプのプレビュー画面に表示されます)
↓見本

そして、このフォルダをzipファイルに圧縮します。
(フォルダの上で右クリックし、[zipファイルに圧縮]を選択)
この圧縮したフォルダをアップロードすると、
全てのスタンプがアップロードされます。
背景カラーを変えてプレビューを見ることができるので
背景の透過忘れがないか確認しておきましょう。
タグの設定
少し大変ですが、タグの設定をしていきます。
タグの設定をしておくと、LINEで「悲しい」と入力したときに
「悲しい」タグを設定したスタンプが表示されるので、
スタンプの利用率を高めることができるので是非設定してください。
1つ1つの設定が面倒だなっていう方は、
設定をしないで申請すると、自動でタグ設定がされるので
あとで編集するという方法もあります。
販売価格情報
販売価格を設定していきます。
ほとんどのスタンプは最低価格の120円で販売されているので、
120円での販売をおすすめします。
リクエスト
お疲れさまでした。
これで全ての申請作業を終えたので、
最後にリクエスト(申請)ボタンを押してください。
審査結果を待ちます。(大体1~4週間ほど)
結果が届き、承認された場合は、
リリースボタンを押して販売を開始してください。
リジェクト(却下)された場合は、リジェクト理由が記載されているので
内容を修正しもう一度チャレンジしてみてください。
